iPhoneの利用にはiTunes Storeアカウントが必要に

文:Tom Krazit(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2007年06月14日 08時25分

 iPhoneを手に入れたユーザーはまず、iTunes Storeに登録して端末をアクティベートする必要がある。

 Appleは米国時間6月12日、iPhoneの最新情報を受け取りたいと登録していた人々に、このような情報が書かれた電子メールを送信した。iPhoneを早いうちから購入する人のほとんどは、既にiTunes Storeのアカウントをもつ熱狂的なAppleファンになると思われるが、アカウントをまだ持っていない人は、iPhoneをセットアップする際に有効なクレジットカード情報を準備しておく必要がある。

 Appleの目的は何なのか。まず、iPhoneとMac、PC間で電子メールを同期する際にはiTunesが使われるため、iTunes Storeのアカウントを登録しておくと、電子メールをワイヤレスに同期することが可能になる点が挙げられる。またユーザーがAT&T(AT&Tは米国でiPhoneを独占的に提供するキャリアである)のMedia Maxに登録する可能性もあるため、こうしたルールを設けて、iPhoneユーザーにiTunesを宣伝したいと考えている可能性もある。携帯電話で利用可能なサービスを管理するのは、通常の場合はキャリアである。しかし、AppleはiPhoneで利用するソフトウェアやサービスを、自由に管理したいと考えているのではないだろうか。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]