今まで見た中で一番長い「iPhone」のコマーシャルが、Appleのウェブサイトで公開されている。
Appleは米国時間6月22日、たいていの人がおそらく名前ぐらいは聞いているであろうiPhoneについて、徹底的に紹介する20分間のガイド付きツアーを掲載した。ビデオでは、黒いシャツを着た感じのいい男性が、通話、音楽再生、メール送信、ウェブの閲覧、「Google Maps」のようなアプリケーションの利用など、iPhoneのさまざまな機能について熱心に教えてくれる。
残念なことに、われわれがずっと待ち望んできた技術面の詳細はビデオのどこにも出てこない。だが、iPhoneのユーザーインターフェースがどんな仕組みになっているのかを知りたいなら、手始めにこれを見るといいだろう。Appleがこれまで発表していなかった新しい情報が山ほど得られるということはないが、タッチスクリーンのキーボードに関する以前からの疑問は解き明かされている。
Appleは、「人差し指だけでタイピングを始めるのが最も簡単だ」とし、両手の親指を使う「BlackBerry」式のタイピングに徐々にレベルアップすることを薦めている。我流の指使いでキーボードを叩いているこのオフィスのスタッフには、難しいことではないだろう。
ビデオはまた、iPhoneの入力予測がどのように行われるかも示しているが、それによると、実際に文字を入力している行のすぐそばに、小さなウィンドウが開いて入力候補が表示される。したがって、もし予測が的外れだとしても、その見当違いな単語をいちいち消す必要はなく、無視してタイピングを続けるだけでいい。
「このキーボードの知能を信頼するなら、1週間が過ぎるころには、他のどんな小型キーボードよりもiPhoneで素早くタイピングできるようになるでしょう」と、ビデオの男性は話している。さて、あと数日もすれば、楽しみな記念日、「iPhoneの日」がやってくる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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