本機において、本体をスリム化するために変更になった。従来から利用されていた、汎用の5V端子でなくなったため、USB充電ケーブルなどがまったく利用できなくなっている。ただし、本体の設定を変更することによって、USB端子から給電(充電ではなく、電池が減らないように給電するだけ)できるようになった。
充電までできるようになればベストなのだが、外出先などではUSB端子から給電できるようになったのは、モビリティが大幅に向上する大きな改良ポイントと言えるだろう。
充電端子は非常に小さくなっている。薄さのためには必要な変更だろう。汎用性が失われたが、USB端子からの給電できるようになったことで、個人的にはその不便さは緩和されたと思っている。今後はAC-USBの変換アダプタやUSBポートなどからでも充電が可能になることを強く希望したい
似た形状の端子がないか筆者も探してみたが見つからず。DS Liteの充電端子(写真左側)やMiniUSB端子(写真右側)と比べてみると、その小ささが改めてわかった。なお、筆者が利用した試作機では、電圧電流の情報が記載されていなかったので、電圧などの情報はわからなかった
横に並んでいる充電端子とイヤホンマイク端子のカバーは、回転させることが可能。これによって両方の端子を同時に利用できるようになっている
esではゴム製だったが、プラスティックカバーに変更された。本体の質感との統一性も取れるようになった。
・スピーカーesでは背面に搭載されていたスピーカーだが、本機では本体の側面に配置された。 これによって、esでは端末を机の上などに置いた状態の時にスピーカーからの音声(着信音やプレイヤーを利用しての音楽など)が聞こえにくくなるという不満が解消された。
スピーカーの音量自体も、屋内であれば十分内容を聞き取ることができる程度になっており、必要最低限の機能は十分に果たしていると言えるだろう。
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