W-ZERO3[es]はどう進化したか?ファーストインプレッション--ウィルコム「Advanced/W-ZERO3[es]」(前編) - (page 6)

ウィルコム
WS011SH
内容:2007年6月7日に発表された、ウィルコムのW-SIM Style最新端末のAdvanced/W-ZERO3[es](型番:WS011SH)。7月中旬の発売を前に、ウィルコムから試作機を借りることができた。限られた時間ではあったが、気になっている部分をできるだけチェックしたファーストインプレッションをお届けする。従来機W-ZERO3[es](型番:WS007SH)からどう進化したのだろうか。

4.使えるMicroSDは?--デバイス&端子類レポート

 ここでは、カメラなどの搭載ハードウェアや充電端子などの各種端子などを写真を交えて紹介していく。

・カメラ

 133万画素のデジカメが搭載されている。マクロ撮影も可能になっており、簡単なメモ程度の利用に向いている。アプリの使い勝手はesと比べるとよくなっているが、大きく性能に変化はないため、過度な期待をしないほうがよいだろう。

・MicroSDカードスロット

 カメラの左脇にMicroSDカードのスロットが搭載されている。次世代の大容量(SDHC)規格には対応しておらず、最大容量2Gバイトまでのカードを利用可能。esではMiniSDカードを搭載していたが、省スペース化するために本機ではこの規格を採用しているものと思われる。

・USB端子

 本機には、MiniUSB端子が搭載されており、パソコンと接続しての同期やモデム利用ができるようになっている。また、USBホスト機能にも対応しており、市販のUSBホストケーブル(コネクタ)を利用すれば、USBメモリやキーボードなどを利用可能。本機の発売後には、この端子を利用した、ウィルコム純正の「ワンセグチューナーユニット」「GPSレシーバー」「Bluetoothアダプタ」などが発売される予定だ。

  • マクロ切り替えのスイッチが、よりわかりやすくなったのはよい改良ポイントだろう。カメラの横には、本機から新設された赤外線ポートが搭載されている。カメラアプリも変更されており、使い勝手は向上している。シーン別の自動設定などはやはり便利だろう

  • カバーを空けるとスロットが見える。筆者が所有している「A-DATA 2Gバイト」が問題なく認識した。現在最も安く手に入る(秋葉原では実売3000円以下)であろうこのカードが問題なく利用できたことは、素直にありがたかった

  • 本機の機能拡張の要とも言えるUSB端子。筆者がいつも利用しているメモリカードリーダーやキーボードなどが接続可能だった

・イヤホンマイク端子
  • 一般的な平型タイプのものを利用可能。お気に入りの品を自分で探してみるのもよいだろう

 携帯電話でおなじみの、平型のイヤホンマイク端子を搭載。ハンズフリーで通話をするほか、ヘッドフォンで音声を楽しむためにも利用する。



>>W-ZERO3[es]はどう進化したか?ファーストインプレッション--ウィルコム「Advanced/W-ZERO3[es]」(後編)はこちらから

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