本体液晶部分をスライドさせることによって出現するQWERTYキーボードが、W-ZERO3シリーズの特徴と言っても過言ではないだろう。本機では、従来は数字キーまでを含めて縦5列配列になっていたが、本機では横幅を小さくするために思い切って数字キーを1列そのまま削って、4列配列になっている。
キートップはそれぞれ、緩やかな山形状に出っ張ってなっており、サイズの割には押しやすいものになっている。クリック感も適度にあり、押し間違いをする可能性も低く、esと比べると縦方向のキーピッチも広がっているので、窮屈な感じもあまりしなくなっている。
ただし、数字キーを廃止したことにより、一部の記号(例:!”$%&など)がキーボード入力方式では一般的な「Shift」キー同時押しではなく、「Fn」キー同時押しになり、しかも、一般的な場所にないという状態にある。
ただし、どちらにせよ、同時押ししなければならなかったキーではあるので、配列が特殊になったことに慣れてしまえば、大きな問題にはならないと筆者は感じた。
キーボードの好き嫌いについては、本機を購入する上で非常に重要な要素であると思われるので、購入前にはかならず店頭のモックなどで確認するようにして欲しい。
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