Motorolaがインフラストラクチャ製品ラインアップを拡充し、ネットワークサービスプロバイダーに販売していこうとしている。
Motorolaは米国時間5月17日、映像の圧縮およびエンコーディング機器メーカーで、株式非公開会社のModulus Videoを買収する計画であることを明らかにした。買収金額は明らかにされていない。MotorolaとModulusは、2年以上にわたって業務提携を行ってきた。
Motorolaは、Modulusについて、Broadbus、Kreatel、Tut Systems、Netopiaなど最近の買収を補完するものだと述べている。
Motorolaは、電話会社やケーブル会社、衛星プロバイダーなどに提供するエンドツーエンド製品を拡充するため、映像およびネットワーキング企業の買収を繰り返してきた。こうしたプロバイダーに対し、同社はすでにセットトップボックスを販売している。
MotorolaはModulusの買収により、高画質テレビ番組やビデオオンデマンドをはじめとする双方向サービスといった、広い帯域を必要とするサービスを提供する際に、ネットワーク事業者が直面する問題を解決できるようになる。これらのサービスを提供している企業は、みずからのネットワークを可能なかぎり効率化しなければならない。
Motorolaのホームおよびネットワークモビリティ事業部門担当社長であるDan Moloney氏は声明で、「高画質映像や双方向サービスに対する消費者の需要が増大するとともに、先進的な圧縮技術の重要性も高まっている。Modulus Videoの高機能なリアルタイムビデオエンコーディング製品の中には、継続的な技術的進歩につながる強力なアーキテクチャや製品開発プラットフォームが含まれている」と述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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