サイバーエージェントの連結子会社で、ゲーム内広告事業を手がけるアドプレインは1月29日、仮想世界「Second Life」に企業が参入するためのコンサルティングやコミュニケーション戦略立案を実施する支援事業を開始した。
Second Lifeは、米Linden Labが2003年に開始した仮想世界サービス。現在、全世界で約300万のユーザーが存在し、米国では有名企業がSecond Life内に店舗やオフィスを開設するなど、消費者との新たなコミュニケーションツールとして注目を集めている。まもなく日本語版サービスも開始される予定。
Second Lifeの日本進出にともない、アドプレインは、ゲーム内広告事業のノウハウを生かし、日本企業がSecond Lifeに参入するためのコンサルティング、コミュニケーション戦略立案および実施、バーチャルオフィスや店舗の設計・構築などのサービスの提供を開始する。同社はすでにSecond Life内にオフィスを設置し、Second Life内でのマーケティング活動の促進に向けた準備を行っているという。
なお、プロモーション企画立案においては、サイバーエージェントグループでバイラル(口コミ)プロモーションを手掛けるサイバー・バズと共同し、Second Life内のバイラルプロモーションについての研究と商品開発を行うとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス