10月18日、PCとデジタル機器の総合展示会、WPC TOKYO 2006が東京ビッグサイトで開幕した。10月21日まで開催される。
WPC TOKYO 2006は、「PC+デジタルが実現する、新しいライフスタイル」をテーマに、約160社が出展している。今回のイベントの見どころは、やはり発売を間近に控えたWindows VistaとOffice製品群「the 2007 Microsoft Office system」が展示されているマイクロソフトブースだろう。会場には約250台のデモPCがズラリと並んでおり、自由に触れることができるほか、100名の社員が常駐しており、VistaやOffice製品についてじっくり聞くこともできる。
また、手を触れることはできないが、DELL、東芝、NEC、HPといったメーカー各社のWindows Vista Premium Ready PCも展示されている。
ハードウェア製品コーナーでは、先日発表されたばかりのウェブカメラ「ライフカム」シリーズが展示されているほか、日本では未発表のエルゴノミクスデザインを採用したマウスも展示されている。年末から春にかけて発売されると予測される製品を一足早くチェックできる。
ブース内にはメインステージほか3つのステージが用意されており、VistaやOfficeに関するデモが随時行われているのも見どころのひとつだ。
今回、PCメーカーとしてはレノボ・ジャパン、ソーテック、東芝、NECが出展しているが、レノボ・ジャパンのブースでは、Intel Core 2 Duoを搭載したThinkPadシリーズなどを多数展示している。東芝のブースでは、同じノートPCを使用して、DVDとHD DVDの映像を同時に再生し、映像の美しさの違いを実感できるデモも行っている。
18日に新SIMや新端末「9(nine)」などを発表(記事参照)したウィルコムのブースでは、発売に先駆けて実際に動いている端末に触れることができる。このほかにも、キヤノンのデジタルカメラやプリンタ、PCアクセサリや周辺機器なども多数展示されている。
なお、コンシューマ向けのイベントであるWPCに加え、企業向けのセキュリティイベント「Security Solution 2006」など4展が同時開催されている。
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