東芝は6月14日、A4ビジネス向けノートPC Satellite K10/K15、Satellite J60を6月22日より発売すると発表した。価格はワイド液晶を搭載した2スピンドルノートPC、Satellite K10が17万4300円〜、Satellite K15が20万2650円〜、FDDを内蔵した3スピンドルノートSatellite J60が17万6400円〜。重さはいずれも3kg程度。次期Windowsにも対応する、Windows Vista Capable PCだ。
大きくモデルチェンジしたのはSatellite K10/K15で、Excelなどの利便性を高められる15.4型ワイド液晶を搭載した。外部からの衝撃を緩和する「ショックプロテクター」や水分の浸入を遅らせる「ウォーターブロック構造」を採用し、堅牢性を高めている。高さ70cmからの落下や防滴キーボードにより100ccの浸水にも耐える設計という。無事故を保証するものではないが、ドイツの第三者認定機関であるTUV Rheinland Groupによる耐久テストをクリアしたものだという。キーボードに水をこぼした場合は、筐体を傾けて排出する。
東芝は、主要パーツやドライバ、BIOSまでを自社で設計・開発している数少ないメーカーだ。今回は、メイン基盤を複数枚から1枚にすることで、パーツの削減や不良発生率を抑えたほか、基盤のセンターにはあえてネジ止めをせず、振動や衝撃を軽減する“あそび”を持たせるなどして、品質の向上に取り組んだという。自社開発ならではの強みを活かし、「高品質」をキーワードに他社との差別化を図っていく方針だ。
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