ということでDUO 2000を手に持ってみよう。小型で持ちやすく、こんなケータイは「サブ用途にいいなぁ」と思わせてくれる。キーパッド部分も金属なのでひんやりとした感触が心地よい。この感覚を楽しみながら、手のひらの上で上下にしたり回転させたりしているといきなりトンデモナイことに気がついてしまうのだ。
「ぬぬっ!な、なんで裏返してもケータイなんだこいつ!」
そうなのだ。DUO 2000の本体をひっくり返してみると、なんと裏側もケータイになっちゃっているのだ!しかも間違わないようにという配慮なのだろうか、表と裏でボディーカラーは違うものになっている。すなわち1台で表と裏、A面とB面、2つのカラバリが楽しめるわけ。でも「2色もあるなんてうれしい」なんて喜ぶ前に、なんで両面がケータイなのかそっちのほうに疑問を持つのが普通の感覚じゃないだろうか?すなわち常人の考えじゃこんなケータイは作れないはずなのだ。侮れなさでは中国にも全く負けていないぞ。
ちなみに本体サイズは縦97×横48×幅17mm。たしかにこのサイズにしては厚みが若干あると言えるだろう。重量も100gで意外と軽くない。だから手に持ってみると「あれ、厚い?」「おや?重い」とちょっとした違和感を感じてしまうのね。そして本体をひっくり返しちゃったー時には「……」と絶句すること間違いない。あるいは「ははは、うそだよね」「うーん、最近視力が弱ったかなぁ」とこの現実を受け入れることができないかもしれない。いやもう全く恐ろしい端末だぜこのDUO 2000ってーヤツは。
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