以前紹介した台湾のクマケータイを覚えているだろうか?ケータイとは思えないラブリーな姿ながらも子供向けに便利な機能を搭載。メーカーの本気度が伝わってくる「さすがは台湾」てな品物であった。この人形の形をしたケータイってのは十分ありなはずなのだが、なぜか追従するメーカーは全然出てこない。売れると思うのだけどなぁー。
なんて思っていたら、やっぱり中国がやってくれました!ここ1年くらい前からキャラクターをデザインにした人形スタイルのケータイが中国内でちらほらと登場しているのだ。明らかに著作権、意匠権的にヤバイものもあるのだが、「そんなの気にしない」が中国トンデモケータイの世界。中にはオリジナルのキャラクターとは似ても似つかないような製品も出てくる始末で、本物のキャラクターを知らずに見よう見真似で作っちゃえ、なんて製品もあるのだ。
しかしここ最近出てきたキャラクターケータイ、略して「キャラケー」はかなり進化しているぞ。一見すると本物クリソツ。ものによっては付属品までオリジナル製品のようなすんごい豪華なものもある。「これって本物だよね?」とついつい思えてしまうくらい気合の入ったキャラケーが増えているのだ。
ただ、そんな製品に限って意匠権にやかましい超有名キャラクターの製品だったりするから始末におえない。だってそんなのここで写真を紹介できないじゃないか(汗)。中国メーカーたちよ、その努力やアイディアはコピーじゃなくオリジナリティー開発のほうにまわしてくれないだろうか?じゃないと原稿書けないだろ!
ということで、日夜「こんなかわいいキャラケーたちをどうにかして紹介したいなぁ」と思っていたら、ようやく掲載できそうなブツを発見!それが今回紹介する「ペンギンケータイ」である!なおペンギンのマスコットと言うとLinuxの「Tux」が有名だが、中国にも有名なペンギンがいる。中国人なら誰もが使っているチャットソフト「QQ」のマスコットだ。今回のペンギンケータイはそれにかなり似ているようだが、サングラスしていたりネクタイしているあたりが違うのでオリジナルキャラということにしておこう。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」