DUO 2000は2つのケータイを張り合わせただけの両面ケータイである。つまり両方同時に通話できちゃったりするのだ。A面で通話中にB面に電話がかかってきたら、「あ、ちょっとまってね」とケータイを裏返してもう片方の面で通話ができちゃうわけ。でもさ、そんなことやったら最初話していた相手に別の通話内容がそのまま聞こえちゃうんじゃないの?ま、実際両方同時にかかってくることなんて滅多にないからそのあたりのことは特に何も考えていないのだろう。
またA面B面両方同時に使えるってことはもしや?「A面からB面に電話かけたらつながっちゃう?」のだろうか。そんな無意味なことやる人はいないだろうが、物理的にできるならやってみようじゃないか!てなことでさっそくやってみたところ……。
かかった!表から裏に電話したら、かかっちゃったよ!(笑)
だけどこの使い方、意味があるんだろうか?うーん恋人同士がDUO 2000をはさんで通話する?てか両面通話状態にしておくと、マイクがスピーカーの音を拾ってだんだんとハウリングが起きてやがて大音響が発生してしまうんですけどね。まぁやっぱりこんな使い方は、使い道もないし使ってみても実用性ゼロ。とはいえこんなくだらないことができちゃうのがトンデモケータイスピリッツを感じさせてくれる。
そーいや最近は、日本のケータイもずいぶん薄くなったものだ。両面化もすぐにできるはず。「何言ってんの、そんなケータイ誰が使うの?」なんて思われるだろう。ほらほら、そうやって作りもしないで心配するようでは新しいアイディアは生まれてこないぞ。作ってみて売れれば万歳、売れなきゃ倒産、それくらいの意気込みがなければ世界のケータイマーケットで生きていくことはできない、かもしれないのだ。もっとも本当に「最新両面ケータイ」を作ったところで、売れなくても筆者は責任は取れないけどね。でもそんな筆者の心配をよそに、中国メーカーたちはこれからもトンデモナイケータイを作り続けていくことだろう。
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