ファン氏は米国で生まれ、5歳から中学2年までの時期を韓国で過ごした。幼い頃壁に落書きしたり、「ドゥリー」や「トクゴタク」(いずれも韓国で有名な漫画)、「ドラゴンボール」といった漫画に親しんでいた経験が、現在の業務にもっとも大きく活かされていると語った。また同氏は「Googleのような米国企業で働きながら感じるのは、考え方や視野が広くなければならないこと」とし「Googleは想像的に仕事をする人をもっとも必要としている」と伝えた。韓国市場については「韓国の人口を考えた場合、(それに対する)インターネットの市場規模はかなり大きい。そのためGoogleは韓国を最重要国の1つとしてとらえている」と述べる。また同氏は「5月にエリック(会長兼最高経営責任者のシュミット氏のこと)が韓国を訪問するのも、このような理由から」と韓国の重要性について強調した。ちなみにウェブマスターは日本や欧州などでも募集されたことがある。今回は韓国にGoogleウェブマスターの長であるファン氏自らが訪れ記者会見を開くほど、サービスのローカル化がGoogleの中で重視されているようだ。
地球の日のために作られたロゴ