Googleの広報担当は米国時間4月17日、モバイルSNSのdodgeball.comの創業者らがGoogleを退職したことを認める声明を発表した。
声明には「Googleは、SNSが今日のモバイルエコシステムにおいてどれだけ重要な役割を果たしているかを理解しており、この分野で素晴らしいユーザーエクスペリエンスを提供する方法を常に模索している。われわれはその手始めとして、dodgeball.comを通してモバイル分野におけるユーザーのニーズを理解することに努めてきた。これからも考えることをやめず、サービスを拡充していく意向である。現時点において具体的に発表できるようなことはない」と書かれている。
dodgeball.comの創業者らは先週末、Flickrに写真を公開し「me + alex quit google. (dodgeball forever!!!!)」(僕とAlexはGoogleを辞めました--dodgeballよ、永遠に)というタイトルで文章を公開している。写真では、Dennis Crowley氏とAlex Rainer氏がカメラをにらみつけながら、親指を下に向けてダメ出しするときのポーズをとっている。
写真とともに公開された文には次のように書かれている「Alexと僕は13日にGoogleを退職した。周知の通り、Googleはわれわれの思うようにdodgeballをサポートしてくれなかったからである。これまでの道のりは、とても腹立たしいものだった。彼らは、dodgeballが価値あるエンジニアリングリソースであることに理解を示さず、われわれはほかの新興企業がモバイル + ソーシャルの分野で革新的な取り組みをしているのを指をくわえながら見ているしかなかった。dodgeballから離れるという難しい(そして腹立たしい)決断を迫られたが、また何かのプロジェクトに取り組もうと考えている」
dodgeball.comは2年前にGoogleに買収された。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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