Googleが韓国人のウェブマスターを募集するのは、韓国におけるサービス内容に文化的な要素をより多く反映させ、いっそうのローカル化と内容強化を図りたいからにほかならない。ファン氏は「Googleの場合は社員の80%以上がエンジニアで構成されるほど、技術力を重視してきたことは事実だが、今回のウェブマスター募集では創造的な考え方ができる人文系や哲学系出身者がより歓迎されるだろう」と述べた。また同氏は昨今のGoogleの急成長ぶりは、ここで改めて言及する必要もないほどだが、ファン氏は訪韓の際その成功の秘訣についても語った。「Googleが成功するしかない理由」としてファン氏が挙げたのは「ラリーとサーゲイがいつも闘っていること」だ。Googleの共同創業者であるラリー・ペイジ氏とサーゲイ・ブリン氏は、周囲が不可能だと判断を下したことに対してもあえて「なぜ?」と反問し、闘いながら不可能を可能に変えていくのだという。それこそがGoogle成功のもっとも大きな理由の1つであると伝えた。
ピエト・モンドリアンの誕生日にあわせて作られたロゴ