Twitterは米国時間5月4日、広告非表示サービスを提供するScrollを買収すると発表した。検討中のサブスクリプションサービスに統合する狙いがある。Scrollは、記事から広告やポップアップなどを削除するサービスを提供している。パブリッシャーと提携し、パブリッシャーが収益を失わないようにしているとみられる。
Twitterがニュースの作り手と読み手にとってのより良い未来を実現し、オンラインコンテンツを読む際の「最もイライラさせられる部分の1つ」を解決する上で、Scrollは有用だと同社は説明している。
Twitterのプロダクト担当バイスプレジデントMike Park氏は、「当社が現在検討している今後のサブスクリプションサービスの一環としてScrollを含める計画だ」とし、「Twitterのサブスクリプション会員は、お気に入りのニュースサイトや、ライターによる『Revue』のニュースレターから記事を簡単に読めるプレミアム機能にアクセスできるようになる」可能性があるとしている。
サブスクリプションサービスの開始時期は明らかにされていないが、Twitterは、ツイートを取り消す機能や、ダッシュボードアプリ「TweetDeck」、「Super Follow」などの有料提供を検討しているとみられている。Super Followは、月額料金を支払ってクリエイターやパブリッシャーをフォローし、限定コンテンツを閲覧できるようにする機能だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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