Amazonの次期最高経営責任者(CEO)、Andy Jassy氏はゲーム開発事業を継続する意向を示したと報じられている。同氏は従業員に対し、時間をかけて成功することは、すぐに成功することよりも「大抵はより素晴らしいことだ」と説明したという。Bloombergが米国時間2月3日、Amazonの社内メールを基に報じた。
Jassy氏は従業員へのメールで「最初の年から成功するビジネスもあれば、何年もかかるものもある」と記し、「現時点ではAmazon Game Studiosで着実な成功を収めたとはいえないが、諦めずに頑張れば成功できると信じている」と伝えたという。
現CEOのJeff Bezos氏は2日、現在Amazon Web Services(AWS)のCEOを務めるJassy氏にAmazonの指揮をゆだねると発表している。
Amazonは2012年にゲーム開発スタジオを立ち上げたが、2019年には従業員の解雇を余儀なくされ、2020年には主力タイトル「Crucible」が酷評された。その後、9月にはAWSのサーバー上で運営されるクラウドゲーム配信サービス「Luna」を発表している。現在は米国でアーリーアクセスの申し込みを受け付け中だ。招待制のアーリーアクセスプログラムの一環として、ゲームチャンネル「Luna+」が月額5.99ドル(約630円)で提供される。同サービス向けのコントローラーも販売され、アーリーアクセス期間は49.99ドル(約5300円)となる。「Xbox One」のコントローラーや「PlayStation」の「DUALSHOCK 4」のほか、マウスとキーボードでもプレイできる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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