Googleは米国時間2月1日、ゲームストリーミングサービス「Stadia」用のゲームの社内開発を終了すると発表した。サービスの焦点を定め直し、既存の開発会社が制作したゲームの収録を進めていくとしている。
Stadia部門のバイスプレジデントを務めるPhil Harrison氏はブログへの投稿で次のように述べた。「ゲーマーとパートナーにとって、それぞれ可能な限り最高のプラットフォームとテクノロジーとなるものを作り上げ、これらの体験を世界中の人々の生活にもたらすというわれわれの目標は依然変わらない」
Googleによると、基本無料のプランおよび有料版の「Stadia Pro」のゲームの全ラインアップは今後もアクセスが可能で、サードパーティー製の新しいゲームも追加されていく予定だという。
公式のTwitterアカウントもこの件について1日に発表している。
Focusing on Stadia’s future as a platform, and winding down SG&E : https://t.co/HsZUcGXbtZ
— Stadia (@GoogleStadia) February 1, 2021
Stadiaは、基本無料のプランと月額9.99ドル(約1050円)のStadia Proの2プランで提供されている。利用の仕方はケーブルテレビや音楽のサブスクリプションサービスに似ており、対応するモニターとWi-Fiを準備する必要がある。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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