夢の合併、一緒になったらすごい企業は?

2008年2月12日 17時51分

 MicrosoftがYahooに買収を提案したことが話題となっています。一方で、Yahoo!がGoogleと提携して対抗する可能性も指摘されています。MicrosoftとYahoo!、GoogleとYahoo!、いずれにしても実現すればインターネット業界を賑わせることになりそうです。さて、今回のような大企業同士の買収案件のほかに、「もし実現したらおもしろい」「双方に大きなメリットがある」と思われる“夢の企業合併”の組み合わせがあるとしたら、それはどのようなものでしょうか。国内外、企業の大小を問わず、パネリストの皆さんのお考えを聞かせてください。


  • 奥木博一
    奥木博一さん (パーク24株式会社 業務推進本部 技術開発部 マネージャー)
    金融畑出身ということで、金融界の話をします。日本が先進国クラブからこぼれおちないために必要な条件は、金融市場とその参加メンバーが一流なことです。

    日本のグローバル産業で世界に駆逐されない力強さを感じるのは、自動車と電気機器製造業くらいであるような気がします。金融業の参加メンバーは欧米に比べ、まだまだ脆弱に見えます。

    そこで、あったら面白いという組み合わせは、「野村」と「三菱東京UFJ」です。1996年に三菱銀行と東京銀行が合併したとき、対岸の一証券会社に居た私には、それはそれはまぶしい合併に見えました。しかし、時代はそれだけでは十分とはしなかった。今や、野村、三菱とて海外の実力銀行と比べて「突出したお先安泰」な会社ではなありません。この証券と銀行の雄に合併してもらい、日本が三流国に転落するのを何としても阻止してもらいたいと思います。
    2008-02-15 21:13:09

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