最終更新時刻:2010年12月18日(土) 8時00分
 

オムニチュアが生み出すオンラインビジネス戦略の最適化とは

 

Omniture SiteCatalyst ユーザビリティ向上を飛躍的に実現したインターフェイスと、各機能が拡充されたSiteCatalystの新バージョンに迫る

  • 新コンバージョン向上術:エンゲージメントファネルの7ステップ新コンバージョン向上術:エンゲージメントファネルの7ステップ
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  • 7ステップで実現するゴール指向SEM7ステップで実現するゴール指向SEM
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ウェブサイトを運営している各企業では、自社サイトの既存コンテンツはもちろんのこと、新規のオンライン広告やキャンペーン施策における効果をいかにして最大化させ、ビジネス拡大へとつなげるかが大きな課題といえるだろう。 オンライン施策の効果を測定し、継続的な改善を支援するツールがひしめく中で、オムニチュア株式会社(以下、オムニチュア)は、オンラインビジネスの最適化を実現するためのウェブ解析ツールとオンラインマーケティングソリューションをオンデマンドで提供するトッププロバイダーの1社だ。同社の中核製品という位置づけである「Omniture SiteCatalyst(以下SiteCatalyst)」は、リアルタイムでウェブ解析情報を企業のマーケティング担当者に提供することにより、オンライン戦略と各マーケティング施策の相乗効果を生み出すことによるビジネスの最適化を実現している。そこで、今回リリースされた同製品の最新版であるバージョン14の特長や新機能を解説していきたいと思う。

オンラインマーケティングの最重要課題は
取得したデータをいかに次のアクションにつなげるか

 SiteCatalystは、ウェブ解析情報をリアルタイムに提供し、サイト全体のユーザー動向を把握するための高パフォーマンスなレポート機能を持つウェブ解析ツールとして、最も知られている製品のひとつだ。SiteCatalystを利用する主なメリットは、「ウェブサイトを訪れるユーザーの経路や離脱ポイント、サイト目的の達成に貢献しているコンテンツや逆にうまく活用されていないコンテンツのブラッシュアップ」「さまざまなターゲット訪問者が自社のウェブサイトとどのように接触しているかの把握と分析」などだ。

オムニチュア株式会社 Japan Country Manager 尾辻 マーカス氏 オムニチュア株式会社
Japan Country Manager
尾辻 マーカス氏

 当然ながら、同製品は単なるデータ収集を目的としたウェブ解析ツールではない。重視しているのは「収集したデータをいかに次のアクションにつなげていくか」であり、最終目標として「オンラインビジネスにおける最適化」を掲げている。

 オムニチュアのジャパンカントリーマネージャーの尾辻マーカス氏は、限られた人的リソースと予算内でいかにオンラインビジネスを最適化していくかという各企業のニーズを実現させるのがオムニチュアの役割であると語る。そして同社の強みは、それぞれの製品の相乗効果にあるとしている。

オンラインビジネス最適化プラットフォーム オンラインビジネス最適化プラットフォーム オムニチュアでは、同社の製品群を「オンラインビジネス最適化プラットフォーム」と位置づけている。オンライン・オフラインを問わず収集された情報はオムニチュアの製品を通じて分析されることで、業務改善の糸口となる。
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オムニチュア株式会社 コンサルタント 大山 忍氏 オムニチュア株式会社
コンサルタント
大山 忍氏

 また、同社の顧客にとって重要なのは製品に関するサポートはもちろんのこと、導入後のコンサルティングであると尾辻氏は強調する。とりわけ日本市場においては、製品とサービスは両輪として展開していくとのことだ。今後のオンラインマーケティングでは業務プロセスにおける基幹システムとしてウェブ解析ツールを活用することはもちろんのこと、いかにウェブ解析ツールを自社の味方につけるかが重要であるといえる。

 また、ウェブ解析におけるレポーティング作業を自動化させ、人間にしかできない「解析データに基づいた仮説の検証や改善アクション」に十分な時間を注ぐことができるようにマーケティング担当者の活動全般を支援するのが、同社の製品群なのである。

オムニチュア株式会社 プリセールス コンサルタント 歸山 勝一郎氏 オムニチュア株式会社
プリセールス コンサルタント
歸山 勝一郎氏

 SiteCatalystはリアルタイムでインタラクティブなレポーティング機能を提供するだけでなく、包括的なカスタマイズの容易さや拡張性の高さへの評価がきわめて高い。それを裏付ける指標として、米国では『フォーチュン200』(全米企業上位200社)において最も多く導入されているウェブ解析ツールであり、日本国内でも大手企業を中心に多数の導入実績がある。

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オムニチュアコラム

ウェブ解析は導入すれば終わりではありません。解析で得た数値をどのようにしてビジネスに活かしていくか、組織としての運用ノウハウが試されます。KPIの設定といった重要課題から、ウェブ2.0、RIAへの対応など一歩進んだ可能性まで、オムニチュア株式会社のベストプラクティスコンサルタントである大山忍氏がウェブ解析の全貌を解き明かします。

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OMNITURE オフィシャルサイト
オムニチュア株式会社の公式ウェブサイト。SiteCatalyst(サイトカタリスト)やSearchCenter(サーチセンター)などの製品情報やベストプラクティスをご覧ください。

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