Appleの低価格「iPhone」モデルである次世代「iPhone SE」の発売が、あと数カ月後に迫っているかもしれない。
MacRumorsが先ごろ報じたリサーチノートの情報によると、BarclaysのアナリストであるTom O'Malley氏とそのチームは、サプライヤーやメーカーに会うためにアジアを訪れ、iPhone SEの第4世代モデルが2025年第1四半期の終盤に登場する予定であることを確認したという。2022年の第3世代iPhone SEと同様、3月に発売される可能性が高いとしている。
アナリストらは、次期モデルにApple独自の5Gモデムが搭載されると述べている。MacRumorsによると、その他のうわさされている仕様には、iPhone 14に似たデザイン、6.1インチのOLEDディスプレイ、iPhone 16に搭載されたものと同じAシリーズのチップ、「Apple Intelligence」に対応するための8GBのRAM、USB-Cポートが含まれる。「Touch ID」は「Face ID」に置き換わる見込みだ。
Appleはコメントの依頼に応じなかった。
長年にわたり、同社はiPhone SEの機能を高めて着実にアップグレードしてきた。500ドル(約7万7000円)未満と予想される最新モデルは、独自開発の5Gモデムによって大きく進化する可能性がある。
AppleはQualcommへの依存度を減らすため、このモデムの開発に何年も取り組んできたと伝えられている。両社の間には、訴訟がからむ長い緊張関係がある。Appleは2017年、反競争的行為とロイヤリティの払い戻し不履行の疑いでQualcommを提訴したが、その後取り下げることで合意した。2023年には、5Gモデムに関するQualcommとの契約を2026年まで延長している。
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この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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