リコーは8月28日、エヌ・ティ・ティ都市開発(NTT都市開発)と共同で、LIFORK秋葉原にリコーが開発した次世代会議室「RICOH PRISM(リコー プリズム)」を実装。実証実験を開始すると発表した。
LIFORK秋葉原は、NTT都市開発が運営するシェアスペース。RICOH PRISMの導入について、ハイブリッドワークや多様な働き方の選択肢があるなかで、オフィスに出社する価値や目的となる“チーム力や創造力を高めるコミュニケーションが活発化する場所”としての価値を検証する機会ととらえているという。
RICOH PRISMは、チームの創造力を高めるための次世代会議空間。オートファシリテーション機能に加えて、映像や光、音、触感といった五感に働きかけるさまざまな空間演出により高い没入感を実現。効果的に会議を支援するという。またRICOH PRISMでは、空間アプリケーションを切り替えることでアイデア発想やチームビルディング、マインドフルネス、アート体験等が利用でき、目的に応じて最適な体験を提供するとしている。
アプリケーションのひとつ「KABEUCHI」は、壁一面に展開される3Dキャラクターとの対話(生成AI)を通じてアイデアを深く掘り下げ、整理することができる。インタラクティブな体験を通じて、アイデアはブラッシュアップされ、提案したくなる具体的な形に仕上がるとうたっている。
なお発表にあわせて予約受付を開始。10月1日から一般向けにもオープンする。
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