Epic Gamesのタイトル(「フォートナイト」「Fall Guys」「Rocket League Sideswipe」など)へのモバイル端末でのアクセスをめぐる争いが激化し、このほどゲーマーに新たな選択肢が提供された。同社は米国時間8月16日、「Epic Games Store」を「Android」デバイス向けに世界中で提供開始し、欧州連合(EU)では「iOS」デバイスにも提供すると発表した。
「App Store」の手数料や制限をめぐって長年にわたりAppleと対立してきたEpic Gamesは、AppleがEUにおけるEpic Games Storeのブロックを断念したことを受け、3月にiOS向けストア開設を予告していた。EUでは、米国よりも厳しい反競争法やプライバシー法がテクノロジー企業に適用されている。
同ストアをiOSデバイスにインストールするには複数のステップを踏む必要があるため、Epic Gamesはその方法を説明するYouTube動画も公開した。
同社は発表の中で、iOSとAndroidの両プラットフォームを批判している。
「現時点では、AppleとGoogleが意図的に導入した、複数のステップを必要とする低品質なインストール体験、分かりにくいデバイス設定、脅迫的な画面表示により、iOSとAndroidへのEpic Games Storeのインストールプロセスは長くなっている」とEpic Gamesは述べた。「AppleとGoogleが開発者と消費者に課している反競争的な条件を排除し、より良いストアを構築できるよう、当社は法廷で戦い続け、世界中の規制当局と協力している」
Epic Gamesの発表この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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