Googleは米国時間8月15日、「Google検索」の結果を要約して表示する「AIによる概要」をより便利にするための、複数のアップデートを発表した。
最初のアップデートは、特定の「AIによる概要」を後で再表示できる新しい「Save」(保存)機能だ。「AIによる概要」の下にあるSaveボタンをクリックすると、後で同じ検索を実行した際に同じ内容が表示される。
また、検索ページからプロフィールアイコンをクリックして、興味/関心のページで、保存した「AIによる概要」にアクセスすることもできる。この機能は「12歳の息子と一緒にできる面白い科学プロジェクトは?」といった検索に役立つ可能性があるという。
2つ目は5月に予告されていたもので、AIによる概要の上部にあるボタンをタップすることで、内容を簡略化できる機能だ。
米国のユーザーは、Search Labsの「AI Overviews and more」に登録することで、英語による検索でこれらの機能を利用できる。
Googleはまた、ユーザーが探しているものをより簡単に見つけられるよう、デスクトップ版の「AIによる概要」で、検索ワードに関連性の高いウェブサイトへのリンクを右側に表示する。
モバイル版では、画面右上のサイトアイコンをタップすることで、この機能を利用できる。このアップデートは、同日より「AIによる概要」とSearch Labsのユーザーを対象に世界中で順次展開される。
最後に、Googleは「AIによる概要」を新たに6カ国(英国、インド、日本、インドネシア、メキシコ、ブラジル)で、今後数週間かけて展開すると発表した。現地の言語で利用できるという。
Googleの発表この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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