Metaは米国時間7月29日、独自のAIチャットボットを作成できるサービス「AI Studio」を米国で提供開始した。
AI Studioは同社の大規模言語モデル(LLM)である「Llama 3.1」をベースとしており、同サービスのウェブサイトおよび「Instagram」アプリからアクセスできる。技術的スキルは不要で、誰でも独自のAIチャットボットを作成できるという。
作成したチャットボットを自分だけで利用することも、Instagramや「Messenger」、「WhatsApp」のほか、AI Studioのウェブサイトで公開することもできる。Metaは例として、料理を教えてくれるチャットボットや、Instagramのキャプション作成を手伝ってくれるチャットボットを挙げている。
クリエイターはAI Studioを使って、自分の代わりになるチャットボットを作成し、DMのよくある質問に素早く答えさせたりすることもできる。AIによる返信には、そのことを明示するラベルが付く。
Metaは2023年9月に開催した「Meta Connect」でAI Studioを発表。2024年6月には最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏が、早ければ7月末か8月に同サービスの一般提供を開始すると予告していた。
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