佐渡市、JR東日本の「JRE Workation Pass」を活用したワーケーション誘致の取り組みを実施

 新潟県佐渡市と東日本旅客鉄道(JR東日本)は、JR東日本が販売するワーケーション向け商品「JRE Workation Pass」の仕組みを活用して、ワーケーション誘致の取り組みを発表した。

 JRE Workation Passは、列車・宿泊・ワークスペースなどがセットでお得に繰り返し利用できるというもの。分散型社会の実現や関係人口創出を目指す自治体にも販売しており、今回は佐渡市と連携してワーケーション事業に取り組むという。

 佐渡市ではこれまで、コワーキングスペースの整備や、島外からの進出企業が実施する取り組みの支援等を通じてワーケーションの誘致を進めてきたという。今回、JRE Workation Passの仕組みを活用してさらなる誘致に取り組むとともに、同じく新潟県内でワーケーション誘致に取り組んでいる妙高市とも連携。双方の地域の魅力発信を行うことで、幅広いワーケーション需要の取り込みにつなげていくという。

 取り組みの概要として、新潟県外から佐渡市または佐渡市及び妙高市を宿泊地としてワーケーションを行う企業等に対して、新幹線往復・宿泊の費用の割引を行う。期間は2024年8月23日以降出発分~2025年3月28日帰着分まで。なお、既定の予算額に達し次第、早期終了する。申し込みは、佐渡ワーケーションのサイト(佐渡市公式観光情報サイト さど観光ナビ内)で、8月20日より開始する予定となっている。

 なお佐渡市は妙高市と連携して、ワーケーション誘致イベントを8月22日に「渋谷キューズ」ならびにオンラインで開催予定。佐渡・妙高のワーケーションの取り組みの紹介をはじめ、パネルディスカッション、ミニワークショップ、参加者同士のミニ交流会などを行うという。参加費は無料で、Peatixにて申し込みを受け付けている。

ニュースリリース(PDF)
「JRE Workation Pass」
佐渡市公式観光情報サイト さど観光ナビ
「〜未知の魅力へ!〜 佐渡の海と妙高の山を巡る、リトリートの旅」(Peatix)

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