MRT、和歌山で「医療版ワーケーション」実施へ--医師・診療科の偏在を解消

 医療情報プラットフォームの提供を事業とするMRTは6月11日、「わかやま医療版ワーケーション」を開始すると発表した。和歌山県における医師・医療従事者不足の解消を目指す。

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 MRTは、働きながら地方都市での余暇を過ごすという医療従事者のニーズをマッチングして医師・診療科の偏在の解消を目指す、医療版ワーケーションの取り組みを全国で進めている。

 今回発表したわかやま医療版ワーケーションは、MRTが培った知見・経験を生かし、大型連休や休日に合わせて実施する。参加する医療従事者は、和歌山県内の紀南エリアを中心とした希望する医療機関(分娩および救急)で勤務しつつ、近隣で観光もできる。

医療版ワーケーション イメージ図 医療版ワーケーション イメージ図
※クリックすると拡大画像が見られます

 MRTは2023年、医師確保と医療DXの実現に向けて和歌山県と連携協定を締結。2024年には和歌山市を加えた3者間でも、地域医療連携に向けた進出協定を締結していた。

(左から)和歌山県 商工労働部長 大川伸也氏、MRT 代表取締役 小川智也氏、和歌山市長 尾花正啓氏
(左から)和歌山県 商工労働部長 大川伸也氏、MRT 代表取締役 小川智也氏、和歌山市長 尾花正啓氏
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