PayPayは8月13日、キャッシュレス決済サービス「PayPay」について、登録ユーザーが8月10日付けで6500万人を突破したことを発表。登録ユーザーのうち本人確認(eKYC)済みユーザーが3000万人を超えているという。
同社によれば、PayPayの2023年度の決済取扱高は単体で10兆円、決済回数は63.6億回と、国内のコード決済におけるシェアは約3分の2を占めているという。さらに、2023年のクレジットカードや電子マネーなどキャッシュレス全体の決済回数において、6回に1回以上はPayPayが利用されているとし、日常的な決済手段として浸透。送金においては、2023年のPayPayの送金回数は約2億8000万回と、全国の銀行の国内振込件数約16億件と比較すると、約6分の1の規模にまで成長したとしている。
近年においては、金融サービスの拡充に注力し、PayPay資産運用の新NISA対応やクレジットつみたての開始、PayPayからよりスムーズに資産運用ができるよう、UI/UXの改善を進めているという。
利用できる決済シーンについてもオンラインサービスへの導入も広がっており、Amazon.co.jpやApp Store、Google Playに加え、グローバルでEC市場を先導しており若年層に人気のオンラインサービスにおいても決済が可能に。加えて、これまでキャッシュレス化が進んでいなかった学校への導入を本格的に進め、学園祭をはじめ、部活動費、給食費などを含む校内における購買費などでもPayPayが導入できるよう、学校のキャッシュレス化を推進していくとしている。
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