次期「iOS」、ホーム画面のアプリアイコンを自由に配置可能か

Artie Beaty (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2024年03月26日 11時10分

 「iOS」ユーザーと「Android」ユーザーが、一方のエコシステムが他方の機能を真似たとして軽口をたたきあうのはよくある光景だが、Appleはついに、「Android」では古くから提供されてきた機能を「iOS」に追加するとみられる。

iPhone 15 Pro
提供:Max Buondonno/ZDNET

 「iOS 18」では初めて、ホーム画面のアプリアイコンを自由に配置し、アイコンの間に空の列、行、空白を設けられるようになると報じられている。Androidと同様に、アイコンはやはりグリッドに合わせて配置されるが、空白の領域を埋めるように自動的にアイコンが移動することはなくなるとみられる。

 Androidでは当初から、空白の領域を残したままアイコンを任意の位置に移動させることが可能となっている。

 これを最初に報じたのはMacRumorsだ。その記事では、「よりカスタマイズ可能な」ホーム画面について報じた、より曖昧な内容のBloombergの記事にも触れている。

 これが事実だとすれば、iOS 18はAppleユーザーにとってかなり大きなアップグレードになる。BloombergのMark Gurman記者は、ホーム画面に関する発表を予告したのと同じニュースレターの中で、「この新しいOSは同社内で、iOSに対する史上最大のアップデートとまではいかないにしても、特に大きなアップデートの1つとみなされている」と伝えている。

 Bloombergは先週、Appleは独自のAIモデルを開発しているものの、Googleの「Gemini」を次期「iPhone」に搭載する方向で交渉していると報じていた。

 iOS 18では、RCS規格のテキストメッセージのサポートも追加される見込みだ。同社は2023年11月、RCSメッセージのサポートを「2024年に」追加すると発表している。RCSのサポートによって、より解像度の高い写真や動画メッセージの送受信がAndroid端末とiPhoneの間で可能になるだけでなく、音声メッセージ、入力インジケーター、既読表示などの機能も追加されることになる。

 Appleは6月に開催する年次開発者会議WWDCで、iOS 18を発表するとみられる。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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