大々的に発表されたGoogleの新型スマートフォン「Google Pixel 8」は、発売から1カ月も経っていないが、おおむね好意的な評価を受けている。だが残念なことに、Googleは過去にもあった問題のいくつかを拭いきれていないようで、多くのユーザーにとって重大な問題がいくつか表面化している。
まず、一部の端末でディスプレイの画面を暗くして常時オンにしていると、表示される文字がピンクや黄色になるという、色について奇妙な問題が発生した。Googleは当初、端末の交換で対応したこともあったようだが、今後のアップデートでこの問題を修正すると約束した。
だが今度は、Googleの公式サポートフォーラムや「Reddit」で、Pixelシリーズの端末を以前から悩ませている2つの問題を複数のユーザーが報告している。その問題とは、過熱とバッテリー性能の低下だ。
不満の声を読んでみると、報告されている問題の多くは、Wi-Fiネットワークから離れた場所で長時間使用した後に生じているようだ。
これらの問題はいずれも、報告されている3つ目の問題、つまりモバイルデータ接続の不安定さと関連している可能性がある。一部の旧世代Pixelは、安定した5G接続を維持するのに苦労していたため、もし本当にこれが理由なら、接続を試みている間にバッテリーの消耗が進んで端末が熱くなるのかもしれない。
過熱の問題が生じた新たな主力スマートフォンは、Pixel 8だけではない。「iPhone15 Pro」でも同じ問題があり、パッチがリリースされている。
筆者は「Pixel 8 Pro」に買い替えたが、これまで過熱には遭遇していない。ただし、バッテリーの消耗が予想以上に早かったことが何度かある。そのような日は、確かにいつもより少し長く外出していた。
Googleはこれらの新たな問題を認めていないが、ハードウェアではなくソフトウェアかファームウェアに関連している可能性が高いため、アップデートで修正されるかもしれない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス