サムスンは現地時間10月26日、クラウドバックアップサービス「Temporary Cloud Backup」を全世界で利用できるようにすると発表した。Galaxyユーザーは、ファイル、アプリ、写真などのデータを「Samsung Cloud」に無料で一時的にバックアップできる。
このサービスは、デバイスが修理された後、データを復元するために安全にバックアップしておけるようにするためのものだという。また、デバイスをアップグレードする際に新しいGalaxyに移行しやすくするサービスで、既存のGalaxyユーザーが「iPhone」や他の「Android」デバイスに乗り換えないようにする取り組みの一環でもあるようだ。本格的なグローバル展開は2023年秋に始まる予定で、「One UI 6」を搭載したGalaxyスマホとタブレットが対象となる。まずは韓国で「Galaxy S」および「Galaxy Z」シリーズを対象に利用できるようになる。
サムスンによると、データストレージに上限はないが、ファイルサイズの上限は100GBだという。データは30日間保存され、期限が近づくとユーザーに通知される。利用するにはサムスンのアカウントが必要だ。
Appleも同様のサービスを提供している。iPhoneと「iPad」の新規購入者は、デバイスのデータを「iCloud」に一時的に(21日間)バックアップできる。
サムスンのプレスリリースこの記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力