Googleは米国時間8月29日、「Pixel」スマートフォンと自社のさまざまなサービスをセットにした月額制サブスクリプションプログラム「Pixel Pass」の新規受付と更新を停止した。
同プログラムを提供開始時から利用している人にとっては、2年の契約期間が終了する数カ月前というタイミングで、今回の提供終了が明らかになった。
Googleは2021年、スマートフォン本体の2年分割払いと各種サービスをセットにしたPixel Passを提供開始した。このプランでは、「Pixel 6」または「Pixel 6 Pro」の本体を、「Google Play Pass」「YouTube Premium」「YouTube Music Premium」などのサービスとセットで提供していた。米CNETは当時、サブスクリプションプランに含まれるすべてのサービスを利用する場合、Pixel Passに加入すると、2年間でPixel 6なら76ドル、Pixel 6 Proなら186ドル安くなると算出していた。
既存の加入者は、加入日から2年間は引き続き利用できるが、2年後にサブスクリプションの更新はできない。
GoogleはPixel Passを終了する具体的な理由を明らかにせず、「顧客からのフィードバックに基づいてサービスを評価し、顧客がGoogleの最も優れたサービスを利用するためのさまざまな手段を提供していく」とした。
ヘルプサイトによると、同社は「Pixel Passサブスクリプションの2年の契約期間を最後まで提供するという約束を果たすため」、払い戻しはしないという。ただし、100ドル分のロイヤルティー特典のクレジットをすべての既存加入者に発行するとしている。
Pixel Pass Helpこの記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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