「Apple Watch Series 9」はまだ発表されていないが、発売10周年記念モデルに関するAppleの計画についてのうわさが既に流れている。BloombergのMark Gurman記者によると、「Apple Watch X」という名称になる可能性のあるその製品は、2024年または2025年に発売予定で、デザインが刷新されて、いくつかの大幅な改良が加えられるという。
Apple Watch Xには、より明るいmicroLEDディスプレイと、数年前から開発されている血圧モニタリング機能のための新しいセンサーが搭載される可能性がある。Appleは、心電図(ECG)、高心拍数/低心拍数の通知、転倒検出、血中酸素センサー、皮膚温センサーなど、Apple Watchで利用可能なヘルス機能を拡充し続けている。現在、Apple Watch単体では血圧を測定できないが、他のデバイスと組み合わせることで血圧のモニタリングが可能だ。
Appleは、リストバンドをApple Watchに装着するための新しい方法を開発しているとも報じられている。現在のバンドは、ウォッチの側面にスライドすることで固定されるようになっている。Apple Watch Xでは、マグネットでリストバンドを固定する方法が検討されており、それによってウォッチ本体内部のスペースが解放されて、より大きなバッテリーを収容できるようになる可能性があるという。
Appleは、9月12日開催とうわさされているイベントで、新型スマートウォッチであるApple Watch Series 9を「iPhone 15」とともに発表する可能性が高い。
Apple Watch Series 9は、よりマイナーなアップデートとなる見込みで、「Apple Watch Ultra」の仕様の一部、例えば、Apple Watch Ultraにしか搭載されていないアクションボタンが、通常のApple Watchに搭載される可能性がある。Apple Watch Series 9は、血糖値レベルを継続的にモニタリングするためのセンサーを搭載するともうわさされているが、最近の報道では、そのセンサーが2023年に発表されることを疑問視する声も上がっている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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