Googleは米国時間8月8日付のブログ記事で、「Android」端末間の「メッセージ」で送受信されるメッセージがデフォルトで暗号化されるようになったことを明らかにした。
これまで、Googleメッセージの暗号化はオプションだったが、今回これがデフォルトで有効となる。つまり、グループチャットを含めて、Android端末間でやり取りされるテキストメッセージを、部外者が見たり監視したりすることはできない。メッセージの暗号化は、「WhatsApp」「Signal」「Telegram」、そしてAppleの「iMessage」といったサービスでは既にデフォルトとなっている。
残念ながら、「iPhone」とAndroid端末間のテキストメッセージにはまだこの暗号化は適用されない。Appleが、Androidでは利用できないiMessageをデフォルトのメッセージアプリとして使用しているためだ。Android端末とiPhoneの間でメッセージを暗号化するには、サードパーティーのインスタントメッセージアプリを代わりに使用するのが、最善の方法だ。
メッセージをデフォルトで暗号化することを推進するGoogleの動きは、スマートフォン業界においてRCS(リッチコミュニケーションサービス)のより広範な採用を促す取り組みの一環である。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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