Googleは米国時間8月3日、ユーザーが「Google検索」の検索結果から自分に関する情報をより簡単に削除できるようにすると発表した。
今後数日のうちに、「Google」アプリの「Results about you」セクションに新しいダッシュボードが追加され、自分の連絡先情報が検索結果に表示されているかどうか分かるようになる。そこから特定の情報を検索から削除するよう簡単に依頼できる。これには、個人の電話番号、自宅住所、電子メールアドレスが含まれる。さらに、自分の連絡先情報を含む新しい結果がウェブに現れた場合に通知されるようになる。
このツールは現在、米国で英語版のみで提供されている。Googleは今後、対象の地域や言語を拡大していくとしている。
ただし、Google検索から自分の情報を削除しても、それがインターネットから削除されるわけではないことに注意してほしい。特定のウェブサイトから自分の情報を削除したい場合は、そのウェブサイトの管理者に直接連絡する必要がある。
Googleはまた、検索結果に表示される露骨な画像にデフォルトでぼかしを入れる機能を、8月中に全世界で提供すると発表した。これにより、自転車によるけがや自動車の衝突事故を検索する場合に、血まみれの画像を誤って突然目にすることはなくなる。この設定はセーフサーチの設定でいつでも切り替えられる。
Googleは、露骨な個人的画像に関するポリシーを更新したことも明らかにした。これにより、露骨な個人的画像がオンラインに投稿されたときに同意があったとしても、その結果を検索から削除するよう依頼できるようになった。これには、自分でアップロードしたが後に削除し、自分の許可なく他のウェブサイトに掲載された画像も含まれる。
Googleの発表この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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