立ったまま寝る仮眠ボックス「giraffenap」--20分でリフレッシュ、パフォーマンス向上に

 北海道旭川市に拠点を置く広葉樹合板は8月1日、働き方改革におけるパフォーマンス向上を目指した、立ったまま寝る仮眠ボックス「giraffenap(ジラフナップ)」を発表した。20分でリフレッシュできる仮眠ボックスとうたっており、短時間の休息で従業員の健康増進とパフォーマンス向上につながるという。

「giraffenap」利用イメージ
「giraffenap」利用イメージ

 疲労や眠気を感じた際に立ったままひと休みできる仮眠ボックスとしており、20分の短時間でリフレッシュし、疲労回復やストレス軽減、記憶力や集中力の回復、創造力の向上などパフォーマンス向上に役立つという。新たな休憩の在り方としてオフィスなどで立ったまま仮眠できる空間を提供。従業員の健康増進やパフォーマンス向上に貢献するとしている。

 身体を支えるのは「頭・お尻・すね・足裏」の4箇所のみで、この4点を固定することで、どんなに脱力してもリラックスできる立ち寝姿勢のキープが可能。仮眠ボックスの大きさは、小型の公衆電話ボックス程度となっており、ベッドの設置と比較すると、半分のスペースで仮眠環境が導入可能という。近未来をイメージした「スペーシア(SPACIA)」と森の中をイメージした「フォレスト(FOREST)」の2つのラインナップが用意されている。

オフィス設置イメージ
オフィス設置イメージ
スペーシア(SPACIA)(左)、フォレスト(FOREST)(右)
スペーシア(SPACIA)(左)、フォレスト(FOREST)(右)

 また北海道大学・台湾の国立成功大学との共同研究により、立ったまま寝た場合に睡眠段階2(軽い寝息をたてる程度の睡眠状態)まで到達。睡眠段階2の状態のまま、30分以上の継続が実証されたという。仮眠の効果を実感でき熟睡しすぎないため、仕事の復帰も素早く行えるとしている。

 本製品は、北洋銀行が主催する「知財ビジネスマッチング」で、イトーキが所有する開放特許「人体収納用構造体及び睡眠用筐体」についてライセンス契約を締結したことをきっかけに開発が開始されたもの。発表にあわせて、giraffenapサービスサイトを開設。今後は商品に触れる機会を増やしていくとし、まず8月22日から「ネスカフェ 睡眠カフェ in 原宿」にてコラボを決定。睡眠カフェでgiraffenapが体験できるという。商品発売は2023年12月末~2024年1月を予定している。

プレスリリース
giraffenapサービスサイト
広葉樹合板

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