モトローラ・モビリティ・ジャパンは7月6日、5G対応Androidスマートフォンの新モデル「motorola razr(レーザー) 40 ultra」「motorola edge 40」を発表した。いずれも7月21日から販売する。
モトローラ公式の「MOTO STORE」での販売価格(以降、全て税込)は、razr 40 ultraが15万5800円、edge 40が6万4800円。
razr 40 ultraは、米国では「razr+」の名称で展開している、プレミアムモデルの折りたたみ式スマホ。日本では「インフィニットブラック」の単色展開となる。
本体サイズは、約高さ170.83mm×幅73.99mm×奥行き6.99mm、折りたたみ時が高さ88.42mm×幅73.95mm×奥行き15.1mmで、重さは188g。3.6インチでリフレッシュレートが144Hz、前モデルの「razr 5G」より大型化したアウトディスプレイと、6.9インチでFHD+(2640×1080)、アスペクト比が22:9、リフレッシュレートが165Hzのメインディスプレイを搭載する。
チップセットには、Qualcommのモバイルプラットフォーム「Snapdragon 8+ Gen 1」を採用。RAMが8GB、ROMが256GBで、ステレオスピーカーは「Dolby Atmos」に対応する。1200万画素のメインカメラと超広角1300万画素カメラで構成したデュアルカメラシステムと、3200万画素のインカメラを搭載する。
折りたたんだ状態でもアプリを操作でき、本体は自由な角度で自立させることが可能だ。バッテリーは3800mhAで、30W TurboPowerチャージ、5Wのワイヤレス充電に対応する。
edge 40は、ミドルハイレンジのスマホで、ヴィーガンレザー素材を採用した「イクリプスブラック」と、アルミニウム素材の「ルナブルー」の2色を展開する。おサイフケータイやIP68相当の防水・防塵性能など、日本からのニーズが高い機能を備える。
本体サイズは、約高さ158.43mm×幅71.99mm×奥行き7.58mmで、重さはイクリプスブラックが171g、ルナブルーが167g。6.55インチでFHD+(2400×1080)、アスペクト比が20:9、リフレッシュレートが144Hzのカーブディスプレイを搭載する。
バッテリーは4400mhAで、68W TurboPowerチャージ、15Wのワイヤレス充電が可能。チップセットはMediaTekの「Dimensity 8020」で、RAMが8GB、ROMが256GB。ステレオスピーカーはDolby Atmos対応だ。
カメラは、5000万画素のメインカメラと超広角・マクロ1300万画素カメラ、3200万画素のインカメラを搭載。アクション中も安定して動画を撮影できる「水平ロック」機能などを用意する。
モトローラ・モビリティ・ジャパン 代表取締役社長を務める松原丈太氏は、「razr 40 ultraは折りたたみのトップモデルにふさわしい製品となっている。edge 40は、手に馴染むような感覚やカメラ、重さ、大きいのにコンパクトなディスプレイなど、日本のユーザーに必要な要素を最大限に取り込んだパーフェクトな製品。2つの製品によって、直近半年ほどの国内モトローラスマホのポートフォリオが完成した」とし、日本のユーザーのさまざまなニーズにこたえられるラインアップが揃ったと語った。
両端末ともに、MOTO STOREを初めとするECサイトや家電量販店で順次販売を開始するほか、国内通信事業者ではインターネットイニシアティブ(IIJ)が独占し、「IIJmio(アイアイジェイミオ)サプライサービス」で販売する。
IIJmio サプライサービスでの販売価格は、一括払いの場合、razr 40 ultraが13万9800円、edge 40が5万7800円。24回払いの場合、razr 40 ultraが各月5832円、edge 40が2411円。
IIJ 執行役員 MVNO事業部長 矢吹重雄氏は、「IIJmioでは、今回のモトローラ製品のような“秋葉原のがジェッターに刺さる”品揃えを目指している。モトローラとともに、折りたたみスマホのマーケットを一緒に作っていきたい」と説明した。
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