「Android Auto」は、運転中にGoogleのOSを簡単に使用するための便利なインターフェースだが、「Googleマップ」を自動車のダッシュボードで使っているとスマートフォンには表示できないなど、いくつかの制約があった。今回この制約が解消され、Googleマップをスマートフォンと自動車のディスプレイで同時に使えるようになったと、ユーザーがRedditで報告している。
この制約はもどかしいと同時に奇妙だった。Android Policeが指摘したように、Googleマップが自動車のダッシュボードに表示する情報は、スマートフォンアプリに表示される情報よりも少なく、ターンバイターン方式のナビ、ETA、残りの距離、音楽の操作だけだった。Googleマップの同時使用機能は、2月に短期間だけ提供された後に削除されていた。
おそらくGoogleは、安全上の理由からAndroid Auto使用時のGoogleマップの機能を制限したいと考え、モバイルインターフェースによって注意をそらすのではなく、自動車のディスプレイに表示される最小限の情報に集中できるようにしたのだろう。しかし今回、ドライバーがしばらく前から認識していたことを受け入れたとみられる。つまり、同乗者は乗車中にAndroid Auto接続のスマートフォンを使ってより細かい方向指示を得られるので、全ての機能が使えるGoogleマップアプリは運転中も有用だということだ。
Googleはコメントの依頼にすぐには応じなかった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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