住宅の3Dコミュニケーションプラットフォーム「ROOV」を開発、提供するスタイルポートは5月1日、マンション購入者のSNS活用に関する実態調査の結果を公表した。調査期間は4月13〜14日。調査対象は、直近3年以内にSNSを参考にして新築マンションを購入した111名。
同調査で「Q1.新築マンションの購入にあたり、活用したSNSとタイミングを教えてください。(複数回答)」(n=111)と聞いたところ、「購入物件の情報を収集している時」はYouTubeが54.1%、「購入物件の情報を得た後」はTwitterが47.7%という回答が得られた。
また「Q2.新築マンションの購入にあたって、活用したSNSと参考にしていた情報を教えてください(複数回答)」(n=111)との設問では、内装はYouTubeが52.3%、外観はTwitterが45.9%、間取り情報はInstagramが43.2%と、それぞれ最多という結果となった。
「Q3.あなたは、新築マンションの購入にあたって、SNS上でどのようなキーワードやハッシュタグで検索していましたか」(n=111)との設問では、「マンション購入」が36.0%、「物件名+地名」が18.0%という回答を得ている。
さらに、「Q4.新築マンションの購入にあたって、SNS上で収集した情報が、実際に行動を起こすきっかけとなったことはありましたか」(n=111)との設問では、「何度もある」が72.1%、「数回程度ある」が21.6%という回答だった。合計すると93.7%が「SNS上で収集した情報が、新築マンションの購入のための行動を起こすきっかけとなった」と回答しており、新築マンション購入時にSNSが強い影響力を持っていることがわかる。
また、Q4で「何度もある」「数回程度ある」と回答した人に、「Q5.SNS上で収集した情報がきっかけで起こした行動を教えてください。(複数回答)」(n=104)と質問したところ、「物件のHPを閲覧した」が69.2%、「他のSNSでも同じ物件に関する情報を調べた」が56.7%という回答となった。
次いで、「Q6.新築マンションの購入にあたって、SNS上で収集した情報はどの程度意思決定に影響しましたか。」(n=111)と質問したところ、「最終的な購入の決め手となった」が55.9%、「判断材料の一つとして参考にした」が33.3%という結果を得た。
「Q7.新築マンションの購入にあたって、SNS上では確認しきれなかったと感じる情報を教えてください。(複数回答)」(n=111)との設問では、「室内空間の距離感やスペース」が68.5%、「家具の配置を想定したレイアウト」が54.1%という回答が得られたという。
さらに、Q7で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した人に、新築マンションの購入にあたってQ7で回答した以外にSNS上では確認しきれなかったと感じる情報について、自由回答で質問をしたところ、「マンション周辺の騒音」や「実際の眺望」など61の回答を得たという。
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