開発が完了した後、私が個人的に期待しているフィードバックの一部を調整する方法があればいいのにと考えていました。例えば、急ブレーキをかけると、車は前のめりになり、ドライバーの頭も前に傾きます。しかし、その傾きの角度に対する予測は、人によって異なるはずです。これは個人的な好みにすぎません。ユーザーごとにそれを最適化し、パーソナライズできるオプションをもっと追加しておけば良かったと思っています。
また、コースに高く盛り上がっている部分があっても、ドライバーの頭の傾きに合わせて地平線が動いたりはしません。しかし、自分の頭の傾きに合わせて地平線が動くことを望むプレーヤーもいますし、それを望まないプレーヤーもいます。
--「DualSense」コントローラーによるハンドル操作は本当に気に入っていますし、ハプティクス機能(訳注:ゲーム内の動きに合わせてコントローラーが振動する機能)も素晴らしいです。しかし、将来的に「PS VR2 Sense」コントローラーにも対応させる予定はありますか。
われわれは、今のところ、実現可能なすべてのVR体験を標準のDualSenseコントローラーで実際に提供できると考えています。そのため、現時点では、Senseコントローラーにも対応させることは考えていません。ハンドルコントローラーを使ったことがないのなら、ぜひ試してみてください。完ぺきなVR体験を得ることができるからです。
--「ミュージックラリー」は本当に面白いモードですね。これがきっかけで、ずっと考えていたことを思い出しました。このゲームは非常に集中してプレイできます。私が現実の世界で運転するときは、スマートフォンを接続して、運転中に電話をかけたり、音楽を聴いたりしています。そうしたことが今後できるようになる可能性はありますか。
それは、ミュージックラリー中のボイスチャットのようなものでしょうか。ミュージックラリーは私も本当に楽しんでいるモードです。「グランツーリスモ7」でわれわれが取り入れた素晴らしいアイデアの1つだと思います。可能性はあります。リラックスして運転すると、運転を楽しんだり、音楽を楽しんだりできますから。友達と話せる機能も、VRで実現できたら面白いかもしれませんね。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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