Googleは、米国にある国立公園での探索をより楽しめるように「Googleマップ」をアップデートする。グループの能力に合ったコースの特定や、現在地に近い公共トイレの検索といった課題を解決するものだ。
Googleが米国時間4月11日に公式ブログで発表した今回のアップデートにより、見逃せないアトラクションやキャンプ場、ビジターセンター、ハイキングコースの起点などを素早く確認できるようになる。写真や動画、他の来園者の評価など、アトラクションに関する情報が閲覧でき、旅行プランに入れる価値があるかどうかを判断するのに役立つ。
役に立つもう1つのアップデートでは、園内にあるハイキングコースについて、そのコースが自分の希望や技能レベルに合っているかどうかを判断するのがより容易になる。マップでは、起点から終点までハイキングコースのルート全体を強調表示し、他のユーザーの写真や評価とともに、難易度や、ウォーキングやハイキング、サイクリングに適しているかどうかに関する情報が分かる。
公園の入り口がマップ上で強調表示されるため、公園やハイキングコースにたどり着くのも少し楽になるはずだ。また、広大な園内では携帯通信サービスを利用できない場合が多いかもしれないため、Googleはオフラインでも利用できるよう、公園のマップをダウンロードする新たな手段を提供する。
Googleは今回のアップデートを4月中に「iOS」「Android」ユーザーに提供する。世界各国の公園については、今後数カ月以内のアップデートを計画しているという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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