Googleは米国時間3月14日、人工知能(AI)を活用する新しいツールを一連の「Google Workspace」アプリに導入すると発表した。まず、人々が文章を書き始められるよう支援する、ジェネレーティブAIを活用したライティング機能を「Gmail」と「Googleドキュメント」でテストすることから始めるという。
同社はこの機能について、「書きたいトピックを入力するだけで、すぐに下書きが生成されます。AIとの共同作業により、必要に応じて多くの提案を受けながら、推敲と編集を続けることができます」と説明している。
Googleによると、このツールは、カスタマイズされた職務経歴書や子どもの誕生日パーティーの招待状などを作成する際に役立つという。同社はこの新しいAIツールを今後数週間のうちに「一部の信頼できるテストユーザー」に提供してから、一般提供を開始する予定だ。
今後「Googleスライド」「Googleスプレッドシート」「Meet」「Chat」にもAIツールを組み込むとしている。
「WorkspaceでジェネレーティブAIの可能性を最大限に引き出すという点では、私たちはまだ始まったばかりです」と、Google は述べた。
同社は14日、独自のAIチャットボットを構築する企業を支援する「Generative AI App Builder」など、開発者や企業を対象とした新しいAIツールも発表した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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