Googleは米国時間2月8日、マルチ検索機能を全世界で提供開始したと発表した。「Googleレンズ」が現時点で提供されているすべての国と言語が対象となる。
Googleは、画像とテキストを組み合わせて検索ができるマルチ検索機能を、2022年にいち早く米国で提供している。この機能はGoogleレンズを利用したもので、ユーザーは自分が見ているものを検索できるだけでなく、検索ワードを加えてより具体的で役立つ検索結果を表示できる。今後数カ月のうちに、画像に「near me」を追加して近くにある店舗などを検索したり、検索中に見つけた画像に検索ワードを加えたりできるようになる。
コンピューターをトレーニングし、入力された画像が何なのかを理解できるようにする取り組みは、Googleが自社の人工知能(AI)戦略の重要な柱の1つとして何年も前から進めているものだ。GoogleがビジュアルAIツールのGoogleレンズを初めて提供したのは、2017年のことだ。同社によると、Googleレンズは現在、1カ月あたり100億回以上利用されているという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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