ドコモ、子どもの成長を育む新ブランド「comotto」--「dキッズ」拡充、新コンテンツも

 NTTドコモは2月28日、家族とともに子どもの成長を育む新ブランド「comotto(コモット)」を開始すると発表した。


 comottoでは、「子どもの未来を、もっと。」をコンセプトに、さまざまな業界のパートナーと協創し、子どもの学びを広げるコンテンツサービスを提供する。comottoのブランドサイト「comottoサイト」や、保護者向けに新たに提供を開始するアプリ「comotto for Supporters」などで提供していくという。


 コンテンツサービスでは、ドコモが2013年から提供する知育アプリ「dキッズ」や、パートナー企業が提供するコンテンツサービスのドコモオリジナルパッケージなど、さまざまなサービスを用意する。


 dキッズでは、comottoの開始に合わせて収録する学びコンテンツを拡充。ワンダーファイの知育アプリ「シンクシンク」や、学習漫画など、書籍コンテンツやプログラミングコンテンツなどを順次追加するという。dキッズの一部コンテンツは、comottoサイトで無料で利用可能だ。





 オリジナルパッケージとしては、知識や興味を深めることのできる教育サービスを提供する。第1弾として、国際的にも注目されているプログラミング、サイエンス、アートなど幅広いテーマのSTEAM教材が毎月届く通信教育プログラム「ワンダーボックス for docomo」を、2023年度に提供を開始する予定。3月1日から先行受け付けを開始する。


 このほか、comottoサイトで子どもが楽しく学べる無料コンテンツも提供する。テレビ東京系列で放送中の番組「おはスタ」協力のもと、学習と謎解きを掛け合わせた動画コンテンツ「ひらめけ!ナゾトキ学習 byおはスタ」を3月6日から配信する。また、さまざまな職業の仕事に焦点を当て、子どもたちが将来の夢に向かって進むきっかけを提供する「マイティコウZのお仕事必殺技名鑑 byおはスタ」を3月22日から配信する。



 加えて、ドコモが2016年から提供してきた「ドコモ 子育て応援プログラム」を、「comotto 子育て応援プログラム」へと3月1日からリニューアルする。対象者や対象プランを拡大し、サービス特典に新たに「dヘルスケア」を追加する。

 ほかにも、家族で楽しめるイベントの招待チケットなどの抽選特典や、dポイント加盟店などで利用できる割引クーポンを新たに追加する。これらは、comotto for Supportersを通じて提供するという。

 また、全国のドコモショップで実施中の「ドコモスマートフォン教室(子ども、保護者向けあんしん安全教室)」でも、子どもがスマートフォンを安心、安全に利用できるサポートを引き続き行っていくとしている。

 同社はこれまでも、子育て世代を応援するサービスやプログラムを提供してきたが、デジタル化の進展などで社会の不確実性が増す現代においては、子どもの探求力など未来を生き抜く力を養うことが重要と考えているという。

 スマートフォンやタブレットといったデジタル世界への入口を提供する企業として、今の時代に必要な学びを提供し、子どもの成長を家族とともにサポートしていくために、新しいブランドを立ち上げたと説明している。

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