アップルの第2世代「HomePod」レビュー--進化の内容、競合との音質の比較など - (page 3)

Ty Pendlebury (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2023年02月06日 07時30分

 フルサイズのHomePodは、Appleの「HomeKit」だけでなく、新しい「Matter」規格(さまざまなスマートホームデバイスの連携を可能にするオープンソースの規格)にも対応している。さらに、Appleによると、2023年春のソフトウェアアップデートで提供予定の「Sound Recognition」(サウンド認識)という機能は、「煙と一酸化炭素の警報音を聞き取り、音が特定検知されると直接iPhoneに通知を送信する」という。

 iPhoneをHomePodに近づけると、楽曲からポッドキャスト、音声通話まで、音を出力するあらゆるものをHomePodに引き継ぐことが可能になる(この機能を使用するには、「iOS 16.3」が必要)。また、iPhoneをHomePodに近づけると、パーソナライズされた楽曲やポッドキャストの提案も表示される。

試聴テスト:第2世代HomePodの音質を確認

 初代HomePodはポッドキャストを聞くのに使用されることが多かったが、元々は音楽用スピーカーとして売り出されていた。筆者が試聴した限りでは、新型HomePodは、映画鑑賞やポッドキャストを含め、より多くのユースケースを念頭に置いて設計されているようだ。今回のテストでは、Apple Musicのさまざまな楽曲(Dolby Atmosが利用できる場合は、それを選択した)、Spotify、「MacBook」から再生されるロスレスのFLACファイルを新型HomePodで鳴らした。

 筆者は最初に、「何か音楽を再生して」とSiriに頼んだ。Siriが選んだ楽曲は、Duran Duranの「Planet Earth」だった。筆者がこの曲を特に好きだったわけではない。このニューウェイヴの古典的名曲を新型HomePodとライバルのAmazon Echo Studioで再生して、音質を聞き比べてみた。Echo Studioは、この楽曲の高中音域を強調して、部屋中に響かせたが、そのサウンドは少し細く感じた。HomePodの方がサウンドがゆったりとしており、バックビートの主張が強かった。Duran Duranの音楽を聴いていて、より心地よかったのは、HomePodの方だ。

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提供:Candice Greene/CNET

 次に試聴したのは、Alex Gの「Runner」だ。Echoのサウンドは非常に迫力があった。「ステレオ風」ではあったが、それぞれの楽器がその空間でうまく配置されていないような感じがした。HomePodは音に包まれるような感覚があり、筐体の大きさに対して想像以上の音が出たが、こちらも本当のステレオのようには感じられなかった。ただし、HomePodの方がAlex Gの声をうまく表現できていた。Echo Studioでは、声が少し遠く、若干濁っているように聞こえた。

 次は、筆者が最もリスペクトしている楽曲の1つであるNick Caveの「Red Right Hand」だ。この楽曲は、バリトンのボーカル、滑らかなベース、刺激的なパーカッションで構成されている。最初はベースギターが少し歪んで聞こえたが、「低音を減らす」オプションを有効にすると、問題は解決した。ただし、この楽曲では、Echo Studioのサウンドの方が好みだった。HomePodで再生したときよりもサウンドが部屋中に響き渡ったからだ。

第2世代HomePodと初代HomePodを比較

 次に、新型HomePodと初代HomePodをさまざまなジャンルの音楽で比較した。第2世代HomePodの音質は初代モデルよりも優れており、歌声がより近く聞こえた。第2世代HomePodは重低音が強化されているので、Red Right Handを再生すると、前に押し出すようなサウンドが感じられた。第2世代HomePodは、初代モデルと比べて音量も少し大きかったが、どちらのモデルも、パーティーで音楽を大音量で再生するには出力不足だ。純粋な音量に関して言えば、Echo Studioの方がHomePodの新旧モデルよりも優れている。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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