声は強力なツールだ。Googleの音声入力機能は、声による文字入力を支援するだけでなく、プレゼンにも活用できる。
Googleの音声入力機能を使えば、自分の声を使って、頭の中の考えを素早く簡単にデジタル化できる。
Googleは米国時間1月9日、音声入力でより正確かつ安定した文字起こしを実現するアップデートを段階的にリリースすると発表した。
主な変更点は次のとおりだ。
強化された音声入力機能を実際に使えようになるのは大半のユーザーの場合、2月9日以降だ。その間に、Googleの音声入力機能を使って「Googleドキュメント」で入力・編集をしたり、Googleスライドのスピーカーノートに音声でテキストを入力したりする方法を紹介しよう。
GoogleドキュメントまたはGoogleスライドに声を認識してもらうためには、まずマイクが有効になっているか、「Chrome」ブラウザーからアクセスできるかを確認する必要がある。使用しているデバイスのシステム設定か、ブラウザーのアクセス許可でマイクの設定を確認する。
2月のアップデートでは、Chrome以外のブラウザーでも音声入力が可能になるが、現時点で使えるブラウザーはChromeのみだ。
Googleドキュメントで音声入力を行うには、まずChromeで新規または既存のドキュメントを開き、ドキュメントの左上にあるメニューバーから「ツール」タブをクリックし、「音声入力」を選択する。すると、マイクボックスが表示される。
Googleスライドで音声入力を行う場合も手順は同じだ。メニューバーの「ツール」をクリックし、「音声入力スピーカーノート」を選択する。するとスピーカーノートが開き、マイクボックスが表示される。
マイクボックスが表示され、準備ができたらマイクのアイコンをクリックし、話し始める。
ヒント:なるべく明確に、はっきりと話すようにする。声がうまく認識されない場合は話す速度を落とすか、マイクに顔を近付ける。2月のアップデート後は認識精度がかなり改善されるはずだ。
文末では、文章が終わったことを明確に声で指示する必要がある。具体的には、「句点」、「はてなマーク」といった言葉を実際に口に出す。
音声入力自体はそれほど難しくないが、ドキュメントの編集や書式設定も声で行う場合は、もう少し指示的に話す必要がある。
音声入力の開始後は、ドキュメントの編集や書式設定も声で行える。例えば、「Indent line(インデントする)」、「Bold(太字にする)」、「Underline(下線を引く)」といった音声コマンドが用意されている。
現時点では、音声コマンドはアカウントの言語とドキュメントの言語の両方が英語になっている場合にだけ利用できる。また、対応しているのはGoogleドキュメントのみで、Googleスライドやその他のGoogleソフトウェアでは利用できない。
音声入力が終わったら、マイクのアイコンをもう一度クリックする。その後、マイクが拾いきれなかった言葉の追加や編集、書式設定を手作業で行う。
デバイスのマイクが機能しているか、Chromeにマイクへのアクセスを許可しているかを確認する。次に、ドキュメントを開いて「ツール」メニューから「音声入力」を選択し、表示されたマイクボックスをクリックする。
できる。音声入力中に間違えた場合は、カーソルを移動して入力結果を修正できる。その際にセッションを終了する必要はない。ただし、修正している間は声を出さないようにする。
Googleの音声入力は、GoogleドキュメントとGoogleスライドに組み込まれているツールだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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