中国のテクノロジー企業であるTCLは、テレビのメーカーとして最もよく知られているが、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)デバイスの分野にも進出しようとしている。CES 2023では、同社のARグラスRayNeo X2のデモが公開された。米CNETのScott Stein記者はこのARグラスを使用して、中国語話者との会話をリアルタイムで翻訳することに成功した。
RayNeo X2のフレームは、通常のメガネのフレームよりも少しだけ大きいが、度付きのインサートレンズを使用できるので、下に別のメガネを装着する必要はない。Qualcommの「AR1」チップセットが発表される見通しなので、サイズはさらに小さくなるはずだ。
RayNeo X2は、2023年の第1四半期末に開発者コミュニティーにリリースされ、2023年中に商用発売が開始される予定だ。
Valveは何年も前にまったく新しいゲームコントローラーを開発しようと努力していたかもしれないが、機能的な「Xbox」のデザインがあらゆるゲーマーに標準として受け入れられて以来、ゲームコントローラーの分野で大きなイノベーションは起きていない。
Dellのハードウェア子会社Alienwareによって開発された「Concept Nyx Controller」のプロトタイプは、Dellが2022年に発表した家庭内ゲームサーバー「Concept Nyx」をベースとしている。上部の指紋センサーが個々のプレーヤーを認識して、自動的に好みを読み込む。お気に入りのゲームを開始することも可能だ。
コントローラー下部にあるカスタマイズ可能な2つのスクロールホイールを使用すると、武器やそのほかのメニュー項目を簡単に選択できる。左右のショルダーボタンの下にあるタッチセンサーを使えば、スライドコントロールが可能だ。コントローラーの背面にあるシフトボタンを使用すれば、前面にあるボタンの機能を簡単に切り替えることができる。
Nyx Controllerはまだ開発中のプロトタイプであり、発売予定日はまだ発表されていない。
電動自転車が普及しているのだから、電動ローラースケートが登場してもいいのではないだろうか。フランス企業のAtmos Gearのおかげで、近い将来、急な上り坂に出くわしても、スケートを脱がなくてもよくなるだろう。同社の電動スケートフレームは、あらゆるローラーブーツにフィットするように作られており、時速約15マイル(約24.1km)で走行できる。
スケートはリモコンで作動し、約12マイル(約19.3km)の距離を走行できるように設計されている。モーターのバッテリーの充電中も、電力を使わずに走行することが可能だ。
Atmos Gearでは現在、500ユーロで同製品の予約注文を受け付けている。同社によると、予約注文数が200件に達し次第、電動インラインスケートの生産を開始する予定で、現在までに150件の注文を受けているという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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