Boston Dynamicsをはじめとするロボット関連企業6社は、汎用ロボットを兵器化しないことを誓約し、他社にも同様の約束を求める公開書簡に署名した。
署名した企業は、ロボットが間違った人の手に渡れば、公民権を侵害したり、「脅迫・強要したり、損害を与えたりする」ために利用される危険性があるとしている。兵器化の可能性は、最大の懸念の1つだ。
誓約書には「遠隔、あるいは自動で操縦され、一般の人々が利用可能で、これまで立ち入れなかった住居や職場を動き回るロボットに武器を搭載すれば、新たな危害のリスクと深刻な倫理的問題が生じると考えている」と記載されている。
この誓約書は、Teslaの最高経営責任者(CEO)Elon Musk氏が「Tesla Bot」を発表した数日後に行われた。これは「Optimus」というコードネームのロボットで、Musk氏によると、3~5年以内に2万ドル(約290万円)でリリースされる可能性があるという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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