コクヨは8月8日、東京都世田谷区下北沢に、同社社員向けのサテライト型多目的スペース「n.5(エヌテンゴ)」を開設した。下北沢駅徒歩4分に位置する。
同社の掲げるハイブリッドワーク「Life Based Working」実現の一環としてオープンした。社員の自律的で自分らしい働き方、学び方、暮らし方に寄り添うサテライト型の社員向け多目的スペースを構築し、職住近接によって可処分時間を創出することで、事業と人材の同時成長を目指すとしている。
同社の社内調査では、働くことに対してのポジティブさを確証したと同時に、テレワークによって増えた可処分時間を活用するための「個人として新しくチャレンジしたい事がある」という声もたくさん集まったという。n.5はそうした声に応えるもので、業務外の活動やリカレント学習などでの利用を想定。また、業務時間外や休日の私的な目的での利用、家族や友人の同伴も可能としている。
n.5というネーミングは、1stプレイス(自宅)、2ndプレイス(オフィス)、3rdプレイス(カフェ、コワーキング)といった区分に縛られず、目的に応じて自在に使いこなせる場所にしたいという想いを込めて、1.5や2.5など、物ごとの「あいだ」を思い起こさせるものにしたという。
下北沢に開設した理由としては、首都圏在籍社員の利用率が高い新宿、渋谷エリアからのアクセスが良い点などから判断したという。
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