Googleは米国時間8月9日、Appleの「メッセージ」アプリでテキストメッセージ規格「RCS」をサポートすることを同社に求める新しいウェブサイトキャンペーンを立ち上げた。
同ウェブサイトでは、Appleの端末に「緑色の吹き出し」として表示される、SMS/MMS規格のメッセージ送信について、「iMessage」やほとんどのチャットアプリと比べて、入力中であることを示すドットが表示されない、画像が圧縮できない、グループチャットの制御機能が少ないなどの問題を指摘している。RCSには、入力中を表すドット表示、メッセージの暗号化、高品質写真の送信など、iMessageのほか、「WhatsApp」や「Signal」などのチャットアプリに見られる多くの機能が含まれている。
このキャンペーンは、RCS規格の採用をAppleに促すGoogleの最新の取り組みだ。5億人の月間アクティブユーザーを誇る「Android」搭載デバイス間のテキストメッセージサービスには現在、RCS規格が採用されている。RCSは現在、Appleのメッセージアプリとベーシックフォン(ガラケー)などの端末間を除いて、米国の主要携帯通信事業者によってサポートされている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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